"ハブラシ:歯とおくちのしあわせマガジン"
昔から、Web-zine、e-zineと呼ばれるものはあったが、ここしばらくはあまりそういうコンセプトのものは見られない。でも久々にそういうものが登場。サンスターが実施するこのサイトがそれ。
内容は雑誌というよりも、歯科医によく置いてある小冊子に近く、子供向けにもわかりやすい内容になっている。
派手な演出は無いがテンポのいいストーリー構成で、ハミガキの大切さをうまく伝えている。
また、サイト内のコンテンツとしては、[ママ、ハミガキできたよ!カレンダー]や[バイバイばいキング]という絵本など、ハミガキのターゲット=幼少児に合わせたものをしっかり設置しているのもいい。
20060503
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「定期購読」するウェブサイト |
20060502
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ブランドイメージをウェブサイトで変える。 |
"Uniden Direct"
安さ追求型戦術で来ていたユニデンのサイトは、これまでは目も当てられないほど酷かった。ユーザビリティ/デザイン...あらゆる側面で。
しかし今回のサイトは思い切り方向転換。ウサギをモチーフにした白基調のサイトがこれまでとは違う上品さと親しみやすさをかもし出している。
ウサギの動画の使い方が、何気ないが上質でよい。
いや、これはユニデンのイメージ変わるわ。
20060501
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音でキタか。 |
"Coke,Please!:擬音会議"
珍しい、「音」で攻めているサイトです。コカ・コーラといえば「しゅぽっ!」「ぽん!」「しゅわーっ!」とかいう「音」にもブランド想起の要素があるので、非常にいい着眼点です。素晴らしい。
ただ、音声にフォーカスを合わせると、Webの場合多少間延びをしてしまうということがあります。このコンテンツでもやはりそう感じてしまいますが、きっとそれを解消するためには、それぞれのコンテンツに「フレーム」を設けて、ユーザーを「見る」モードのスウィッチを入れさせること、及び、タイムフレームを設けることで本来は解消できます。そこがあればほぼ完成だったんですけどね。
あと、せっかくの音声コンテンツなので、podcasting なども用いて、スネークマンショー風に仕立て上げるのもよかったでしょう。司会は伊武雅刀さん、あたりで。。。
いいコンテンツなのですが、Webなりのインターフェースづくり、ユーザーとの接点づくりに詳しい人がもうちょっとモディファイすると完成、でしたね。
でもいいですよ、ほんと、このサイト。よくCokeでここまで遊べましたね。
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モードを切り替えてあげること。 |
"Nuevo Megane"
新しいルノー・メガーヌのサイト。
画面中心部で展開されるトイ・ストーリーばりの 3DCGアニメを起点として、ストーリーがそれぞれ枝分かれしていく構造になっている。
また、その枝分かれしたストーリーに飛ぶと、それぞれにあわせたトーン&マナーになっているのも抜かりない。
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これでも充分たのしい。 |
"CARLITOPOLIS"
サイト来訪者を楽しませるにはホンのちょっとのお遊びとアイキャッチがあればいい。
ハムスターのアニメとメニューをマウスオーバーしたときのちょっとした仕掛けが、他になにもないコンテンツながら、秀逸。
20060430
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リクルーティングサイトでブランディングをちゃんとする |
リクルートが「リクナビ」を始めて以降、就職活動は100%インターネットを利用するようになった。そのため、企業のリクルーティングwebsiteも彼らに向けたブランディングを意識するようにしなければならない。博報堂は以前から学生向け会社案内を作るのがうまかったが、ようやく今年、そのレベルに達したwebsiteが登場した。
制作は、博報堂 i-studio 。アートディレクションは、佐野研二郎か平野あたりかな?デザイナーは杉山か?
いや、このサイトはいいサイトだ。学生たちにも評判になるかな。どうするD???
このサイトで一番秀逸なのは"site map"のところ。なぜこのサイトが"e-musubi"なのか、よくわかります。あと、ScreenSaverがダウンロードコンテンツになってるのもいいね。学生君たちが自分のPCに入れてしまうかも。これも stickiness を高めるいいツールです。
※ちなみにデスクトップアプリケーションがもたらすブランディング/プロモーション効果については、僕の書いたこの号の宣伝会議をお読みください。